指人形を操る一人遣いの人形芝居。宮大工・荒木和泉の作と伝えられている「回り舞台」を使って公演する。演目は「小栗判官実道記矢取の場」等4演目。5月中旬の日曜日と、10月の「よこぜまつり」で公演している。

実施団体の紹介

団体名 横瀬人形芝居保存会
団体概要 当会は、横瀬町に安政年間(1854?1860年)から伝承される横瀬の人形芝居(県指定無形・有形民俗文化財)の保存・継承のため活動しています。会員数は19名で、世代交代が進みつつある近年では、三味線を弾きながら演目の場面説明やセリフを語る「太夫」に初めて女性が加わりました。
人形芝居の定期公演は年3回で、その他に地元中学校での芸術鑑賞会や老人ホームでの公開練習、依頼を受けて地元以外の地域での公演も行っています。また、毎月の練習や廻り舞台組立・解体練習などの取り組みを通じて、後継者養成にも力を入れています。
団体PRメッセージ 横瀬の人形芝居は、江戸末期に江戸の薩摩若太夫の孫弟子にあたる若林佐登太夫が、江戸で人形の頭を買い求め、説経節(語り)に一人遣いの人形をあわせて演じたのがはじまりといわれています。
生き生きと動く一人遣いの人形や、全国でも稀な廻り舞台、朗々と響き渡る説経節など、目でも耳でも楽しめる人形芝居です。多くの方から親しまれる人形芝居となれるよう今後も活動してまいりますので、ぜひ皆様のご来場・ご支援をお待ちしております。よろしくお願いいたします。
問い合わせ先 横瀬町歴史民俗資料館(0494-24-9650)
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