椋神社の秋季例大祭に、龍勢と呼ばれる打ち上げ式の煙火を製造し、五穀豊穣や天下泰平等を祈願して奉納する。
 例大祭当日は、芦田山の麓の櫓から、約30本のの龍勢が一日かけて打ち上げられる。口上のあと点火された龍勢は白煙を噴きながら300m ほど上空まで舞い上がり、背負物と呼ばれる落下傘や唐傘、有色の花火玉等の仕掛けを空中で鮮やかに展開させる。

実施団体の紹介

団体名 吉田龍勢保存会
団体概要 平成30年3月8日に国指定無形民俗文化財として指定を受けた。秩父吉田の龍勢を後世に伝えていくため、龍勢保存会は製造・打ち上げ・火薬の安全講習・桟敷席の管理等を実施。また、龍勢製造の行程を小学校(33時間)、中学校(20時間)の総合学習の授業の中で教えています。
問い合わせ先 龍勢会館 0494-77-0333
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