実施団体の紹介

団体名 麦打ち唄保存会
団体概要 麦の農作業のうち、くるり棒と呼ぶ道具を使用して麦の穂を落とす際に、息を合わせるために唄われた「麦打ち唄」という唄を、後世に残し、継承するために作られたのが「麦打ち唄保存会」です。メンバーは東松山市高坂地区に在住する方が多く、主に市内で開催されるイベントに参加して、唄と演技を披露しています。
団体PRメッセージ 麦打ち唄は今から400年以上前、武田の落ち武者が甲斐の国から旧亀井村(現:鳩山町)に落ち延びた際にもってきたという伝承が残されています。現在は農作業が機械化されて、実際には仕事唄として唄われることはありませんが、この仕事唄には高坂地区の岩殿山が登場したり、男女の仲を唄った意味深な歌詞も多く入っています。現在、保存会のメンバーが高齢化していて、人数が減少しています。興味のある方がいたら、市内外を問わずぜひこの保存会に参加していただきたいと思っています。そして、今後もこの仕事唄を長く後世に残したいと考えています。