県指定無形民俗文化財
【「やったり踊り」のはじまり】
・村の境界をかけた大勝負江戸時代のはじめ、大畑村(現在の春日部市大畑)と隣の備後村の間で、ある「土地」をめぐる争いがありました。
・不毛な土地の押し付け合い: その土地は年貢(税金)がかかるのに農作物が育たない不毛な土地で、どちらの村も「自分の村の土地にしたくない」と押し付け合っていました。
・決着は「相撲」で: 争いが決着しないため、両方の村から力自慢を出し合い、相撲で勝負することになりました。
・大畑村の勝利と歓喜: 見事、大畑村の力士が勝利し、不毛な土地を備後村に引き取ってもらうことが決まりました。
・「ヤッタリナー!」の誕生: 喜んだ大畑村の人々が「ヤッタリ(やったー!)、ヤッタリ!」とはやし立て、手に持っていた扇子や手拭を振り回して踊り狂ったのが、この踊りの起源とされています。
【伝統文化としての「概要」】
・基本情報: 埼玉県指定無形民俗文化財(1955年指定)に登録されている、約400年の歴史を持つ伝統芸能です。
・現在の活動: 毎年7月15日に近い土曜日に開催され、かつては村の青年たちの成人の儀式でしたが、現在は地元の小中学生(子若)が主役となって継承されています。
・踊りの構成: 華やかな「扇子踊り」と「手踊り」の2種類があり、西光寺から香取神社までを約1時間かけて踊り歩きます。
| 団体名 | やったり踊り保存会 |
|---|---|
| 団体概要 | 「やったり踊り保存会」は、埼玉県指定無形民俗文化財「やったり踊り」を伝承する団体です。地域の小・中・高校生に踊りや太鼓、笛の練習を行うと共に、新会員の加入を随時進めています。練習の成果を年1回の祭礼時に奉納しており、その他各種イベント等へ参加し地域の宝である伝統芸能を披露しています。 |
| 団体PRメッセージ | 【「ヤッタリ、ヤッタリ!」その声は、400年続く喜びの証】 私たち大畑やったり踊り保存会は、埼玉県指定無形民俗文化財である「やったり踊り」を次世代へ継承するために活動しています。この踊りの始まりは江戸時代。隣の村との土地争いを「相撲」で決着させ、見事勝利した大畑村の人々が「ヤッタリ(やったー!)」と歓喜して踊ったことがルーツです。そんなエネルギッシュでユーモアあふれる伝統を、現在は地域の小中学生(子若)を中心に、保存会と自治会が手を取り合って守り続けています。歴史の重みを大切にしながらも、新しい住民の方や子供たちが楽しく参加できる「地域の絆」の場を目指しています。 |
| 問い合わせ先 | 若衆総頭 海老原光男 090-3006-3821 |