開催日 :2026年4月19日 (日)
4月第3日曜日
13:00~15:00
白久串人形芝居は、江戸時代末期、秩父市荒川白久の豆早原(ずさばら)区の人が、宴会で箸に手拭いを巻き付け人形の形にし、説経節に合わせ踊ったのが始まりと言われています。その後、明治7年(1874)、江戸豆人形の頭38個を買い求めた、衣装や舞台を作り二人遣いの操り方による人形芝居が生まれ、興行が行われるようになりました。
これは、全国でも例をみない二人遣いの人形芝居です。主遣(おもづか)いは左手で人形の支え棒を持ち、右手で首につながる篠竹や引き栓を操作して、首(頭)や目・眉を動かし表情を付けます。手遣(てづか)いは、主遣いの後ろで人形の腕に差し込んである竹串で人形の左右の手を遣います。この操作方法は串人形の名前の由来にもなっており、二人の呼吸が要求されます。
定期公演では、説経節の語りに合わせた人形芝居が楽しめます。
| 開催日 | 2026年4月19日 (日) 4月第3日曜日 13:00~15:00 |
|---|---|
| 開催場所 | 秩父市秩父市荒川白久(豆早原区公会堂)又は荒川日野(荒川公民館) 詳細未定 |
| アクセス | 秩父鉄道白久駅から徒歩5分 |
| 問い合わせ先 | 荒川歴史民俗資料館 0494-54-1058(荒川公民館代表) |
| 団体名 | 白久串人形芝居保存会 |
|---|---|
| 団体概要 | 白久串人形芝居は、江戸時代末期から寺の縁日や神社の祭礼等で上演されてきましたが、映画の隆盛や戦争のために一時中断を余儀なくされた。昭和27年に地元有志により復活しました。「白久の串人形」は昭和48年に文化庁から記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(国選択無形民俗文化財)に選択され、昭和52年には「白久の人形芝居」として埼玉県の無形民俗文化財に指定されています。昭和49年には、人形座員・本会の趣旨に賛同する人たちにより「白久串人形芝居保存会」が結成され、形芝居の保存並びに人形座の維持伝承に努めています。 |
| 団体PRメッセージ | 地元、荒川東小学校での「串人形ふれあい体験教室」や荒川中学校での「串人形教室」をとおして普及活動を行っていますが、白久串人形芝居を支える人形座の座員は、高齢化により継承が困難な状況になっています。人形を操る座員を随時募集をしておりますので、興味のある方はご連絡をお待ちしています。 |
| 問い合わせ先 | 白久串人形芝居保存会 事務局:荒川歴史民俗資料館内 0494-54-1058(荒川公民館代表) |