重松流祭囃子は、天保元年(1830年)に所沢で生まれた古谷重松(ふるや じゅうまつ)によって編み出されたお囃子です。所沢を中心として東京都多摩地方で伝承されています。
【イベント情報】
重松流祭囃子は2/15所沢市伝統芸能発表会に出演予定!
\担い手インタビュー/
重松流祭囃子を後世に繋げる担い手の方々に、お囃子の魅力や活動の様子を聞きました。
重松流祭囃子は、ほとんどの曲に踊りがあるのが特徴の一つです。
例えば「鎌倉」という曲は、”おかめ”が衣装の身支度をしたり化粧をしたり、身づくろいをする時の曲です。また、二枚扇子で踊る”藤助(とうすけ)”も「鎌倉」の曲で踊ります。
次に「師調目(しちょうめ)」という曲は、大きな面をつけて踊る”外道(げどう)”を踊る際に奏でられる曲です。この外道が、鼻くそを丸めて遊ぶ仕草がとても滑稽です。
そして「にんば」という曲は、一見単調ですが、非常にお祭りらしい曲で、”ひょっとこ”や”おかめ”を踊る際に奏でられます。
お囃子には、年齢層も性別も関係なく楽しめたり、見ている人をワクワクさせ、心を躍らせるような魅力があると思います。
特に担当は決まっておらず、子供の時から踊りと太鼓を覚えて、大人になって自分の得意なところをやるという人が多いです。私は、附締(つけじめ)太鼓を主に演奏しています。
色々な曲があり、色々な人とやることがお囃子の魅力ですが、特に気に入っているのは、「屋台囃子」という曲です。踊りは”天狐(てんこ)”と”獅子(しし)”が出てくるので、かなりエネルギッシュで明るい、アップテンポな曲です。そして、「ところざわまつり」では山車と山車の曳っかわせ(ひっかわせ)がメインになりますが、「屋台囃子」は勢いがついて相手を圧倒するような演目で、やっていてとっても楽しいです。
~重松流祭囃子保存会の想い~
行事の時には、一つになってみんなの意識が一緒になることや、みんなで保存会としてお囃子を広めていこうという気持ちの高まりを感じられます。
また、私たち女性にとっては、他の町内の女性の方と関わるのはとても良い交流だと思っています。保存会があったからできたことだと思っています。
お祭りなどでお囃子を見に来られる方、「こんなに楽しいならやりたい」と思う方もいらっしゃると思います。(演奏・踊りなど)ハードルが高いと思われますが、各町内の支部ごとに”連(れん)”があり、いつでも受け入れられる準備をしております。性別や年齢などに関係なく、興味をお持ちでしたらぜひお気軽にお声をかけていただきたいと思っています。
重松流祭囃子の曲目や演舞の様子は、動画でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。