神楽は、神様をお迎えして拝殿や神楽殿で舞を奉納する神事芸能です。 その起源は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸に隠れたときに、天野鈿女命(あめのうずめのみこと)が舞って誘い出した神話にあるとされています。
岩田神楽は、大正3年(1914)、「岩田でも神楽(ダイダイ)をやろう」という声から伝授を受け、同年2月に初演され、昭和48年(1973)には 長瀞町文化財 に指定されました。秩父地方の神楽の中でも 秩父神社神楽 の系統で、『古事記』『日本書記』に登場する神話(岩戸開き/大蛇退治など)を題材にした舞が多く、セリフの少ない黙劇で伝わってきました。「釣込み」の演目は、エビス様と随神(ヒオフキ・ドウケ)がタイなどを釣るという内容で、餅や菓子の“釣り竿”が客席へ向けられます。
Q.初めて舞台に立ってどうでしたか。
A.楽しかったです。
Q.神楽のどんなところが好きですか。
A.ひょっとこのお面が一番好きです。
10年前に神楽団の方から担い手不足についてお話いただき、私も地元が岩田で、小さいころ岩田神楽を見て育ったので、力になることができればと考え、入団いたしました。 特に岩田神楽は、小さいお子さんが来てくれるお祭りだという認識があって、演目の中で、おもちとかお菓子とかまいたりするので、子供がすごく集まります。普段そんなに子供がいない地区ですが、そのときだけは、子供がこんなにいたのかと思い、その雰囲気が楽しく感じます。また、来てくれた人が笑顔になって楽しかったねと帰ってくれることで、幸せな気持ちになり、神楽を続けることができています。
神楽を通じた地域の人達との繋がり、また自分たちの地域の神楽団として育ててもらっているという部分に魅力を感じ、長く続けることができる1つの要因となっているかもしれません。今では子供たちに、小学校で神楽を毎週6時間から8時間ぐらい教えていますが、中学校、高校へ進学するにつれて、部活動などによって都合がつかなくなり、子供たちが神楽から離れてしまうことが多くあります。しかし、これらの教育を繰り返すことで、ある程度の年齢になったときに、この地域に戻ってきて、伝統を引き継ぐ方が出てくるのではないかと期待しています。
─長瀞町の伝統的な神楽を、ぜひ現地でご覧ください。
\岩田神楽について、動画でご覧いただけます/
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